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もともと野方企画αひとり芝居とは 

【企画意図・目的】
全国の劇場で演劇は上演されていますが、地方で評価を受けた劇団は東京への拠点移動や、出張公演を行うところがほとんどです(その逆もまたありますが)。実力の集まる東京で、「試す」事の難しさは長く続けるほど膨らみます。東京のスタジオとしてできる範囲内ででも場を作り、複数人数より上演するきっかけの少ないひとり芝居に、演出や演技等の実験性、若しくは個人的なハードルの設定をもって挑戦してもらいたいと思い、企画しました。ここでの上演で終わりではなく、いずれ大きな舞台で大勢に観てもらう、今後の作品作りに使える何かを探る等、飛躍するための一つの場となれればと思います。

野方最終企画 ひとり芝居フェス

2017年9月1日~17日(各週 金土日)

≪≪≪≪≪≪ 第1週・1-3日 ≫≫≫≫≫≫                             

                                                     

『俳優支配』
作/りくう

演出/朝日山裕子(雲の劇団雨蛙)
出演/米津知実(雲の劇団雨蛙)

 

『HER:』(原題「一人舞台」)
原案/アウグスト・ストリンドベリ

翻訳/森鴎外

翻案・再構成/アリソン・グレイス
潤色・演出/池田智哉(feblabo)
出演/金子美咲

 

 

『Alternate』
作/鈴木俊介・平成マリー
演出・出演/鈴木俊介

≪≪≪≪≪≪ 第2週・8-10日 ≫≫≫≫≫≫

 

『子ほめ』
出演/太田勇舞(雲の劇団雨蛙)

 

『感情ポルノ』 出演/ふくおかかつひこ
『詩人の恋』

『あゆむ』
『表現者(仮)』
出演/辻渚
作・演出/ふくおかかつひこ

※チラシとは順序が違っています。こちらが上演順です。

 

『フジタタイセイの粗忽長屋』
構成・脚本・演出・出演/フジタタイセイ(劇団肋骨蜜柑同好会)
原作:古典落語 粗忽長屋

≪≪≪≪≪≪ 第3週・15-17日 ≫≫≫≫≫≫

『わたし』
作/岡田和歌冶(雲の劇団雨蛙)
演出/朝日山裕子(雲の劇団雨蛙)
出演/いしむらあいか(雲の劇団雨蛙)

 

 

『よだかの星』
作/宮沢賢治
演出/長堀博士(楽園王)
出演/村田望

 

 

『ゆで卵の作り方と捨て方』
脚本・演出・出演/明良朔(的屋)
参考:イヨネスコ著 ゆで卵の作り方

※上演順ではありません。上演順は各週初日に決定いたします。

【日程】

2017年9月 

1-3日、8-10日、15-17日

(金)19:30

(土)14:00/19:00

(日)14:00

※各回20分前開場

全席自由/各回24席

【会場】

野方スタジオ

東京都中野区野方6-15-1 太陽野方ビル301

西武新宿線/野方駅徒歩8分

【チケット】

各回 前売1,000円/当日1,300円

【ご予約方法】

こちらをクリック⇒予約フォーム

【問い合わせ】

野方スタジオ

nogata_studio@yahoo.co.jp

STAFF

HIROMU  関島弥生  田中達也

■岡田和歌冶
野方スタジオで稽古した作品。数えてみたら、数えきれなかった。野方スタジオで上演した作品、数えてみたらそんななかった。ここぞとばかりに三週連続野方スタジオで上演。新団員で終わりの始まり!愉しくモノ作りしていきます

■米津知実
はじめてなんです。挑戦

■池田智哉
スウェーデンの作家、ストリンドベリが書いて、森鴎外が日本語訳した「一人舞台」という戯曲をやります。どんなふうになるかは分かりませんが、女優さんが同じ劇団の女優さんをひたすらディスったり罵倒したりする話です。女優さんと二人で頑張ります。

■鈴木俊介
かつてオルタイネイト・ピッキングなんてものを極めるべく精進していました。それは今の自分の糧になっているような、そうでもないような…
かわるがわる訪れる日々のうつろい。そんな積み重ねが続く人生。
人の輪郭を描く、素描のような一人芝居を作っていきたい。

■太田勇舞
一人芝居、というより、一人語りって感じですが、気にせずご覧ください。
まだ未熟な落語ですが、楽しんでもらえたら幸いです。

■ふくおかかつひこ
最初で最後のひとり芝居フェスへの参加。テーマは【挑戦】
全ステージ毎回違う作品を上演いたします。よろしくお願いいたします。

■肋骨蜜柑同好会
野方スタジオクローズに際しての祭典にこうしてお声がけいただけたこと、大変光栄に思っております。はじめての一人芝居ですが、「挑戦」の冠に恥じぬよう、きちんと刃を磨いで迎え撃ちたいと思います。古典落語が誇る粗忽モノの傑作を、肋骨蜜柑味で濃い目に味付け。「死んでる俺は確かに俺だが抱いている俺はいったい誰だろう?」

■楽園王
楽園王は今年26年目、古典戯曲や文学作品を取り上げることも多く、句読点ずらしなど独特の話法で作品を作り、評価されてきました。今回でも宮沢童話を選びました。宮沢賢治の童話の中でも「よだかの星」は決して明るいものではありません。でも風景描写など、まざまざとそれが見えるようで、それが語りの力だけで実現できたらと、今回はこの作品にチャレンジします。美しい物語として・・

■いしむらあいか
人生初の一人芝居。東京の皆さまとの繋がりのきっかけになれば幸いです。

■明良朔
前回とはもう少し違う視点でみられないか、と思い、改良して再度上演することにしました。
みんながみんな、いつかの選択によって、今ここにいます。選びたかったのか、選ぶしかなかったのか。そんな、日常のお話です。

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